山下舜平大投手(オリックスバッファローズ)が4月11日対楽天戦で5回1失点、念願のプロは初勝利を挙げた。今年はなんとプロ初登板が開幕投手で、昨年日本一になったチームの期待値の大きさがうかがえる。
プロ初勝利!山下舜平大5回無失点10奪三振
リリーフ陣も無失点でシャットアウト!
プロ初勝利した山下舜平大とは?
福岡大学附属大濠高校では1年の秋からベンチ入りをしていました。2年生の春からはエースナンバーを背負いました。甲子園の出場はありません。3年時は新型コロナウイルスの影響で甲子園大会が中止になったためです。
2020年オリックスバッファローズからドラフト1位指名を受けて入団しました。契約金は8000万円年棒700万円(推定金額)背番号は12番。
190cmの長身からストレート、フォーク、カーブを投げ下ろします。自己最高速度は158キロ。1年目は2軍でローテーションを1年間守りました。この経験が大きかったようで、年間を通してコンディションの作り方を学びました。
山下舜平大が今年の開幕投手
昨年は腰痛の影響もあり8試合の登板数でしたが、左右のエース山本由伸と宮城大弥がWBC出場のため合流が遅れる事情もあり、中嶋監督は山下舜平大を開幕投手に選びました。
これまで山下舜平大は一軍の試合での登板はありません。2年目以降の一軍未経験の投手が開幕投手を務めるのはセパ分裂リーグ後、史上初の快挙です。
一軍初登板の対西武戦では5回3分の1を1失点でした。勝負はつきませんでした。対戦相手の2000本安打を達成している栗山選手は「今後、千賀、佐々木朗希、山本由伸並みの攻略法が必要になる」と言わしめました。
まだシーズンは始まったばかり。これからの山下舜平大投手にますます目が離せなくなります。間違いなく球界を代表する佐々木朗希級の投手になる予感があります。
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